越境フェス ~人的資本経営×地域の人事部~
地域を舞台にした越境学習にチャレンジしてみませんか?
企業の人材育成の1つに「越境学習」が注目されています。本イベントは、ベンチャー企業や海外など数ある越境先の中で、「地域」という場所で生まれる人材育成の効果や地域との共創による価値を体感いただくことを目的に開催します。
当日は、人的資本経営と地域の可能性や、地域における越境経験を通じた組織・個人の変化について、一橋大学 伊藤 邦雄 氏や法政大学大学院 石山 恒貴 氏をお招きし、基調講演やトークセッションを行います。
また、各地の「地域の人事部」実施団体と交流しながら、地域を舞台に行う越境学習の価値・効果等への理解を深めます。
人的資本経営を推進する大企業等の人事担当者の方、越境学習や副業を推進している方、地域で越境学習や副業を実践してみたい方、是非御参加ください。
プログラム(予定)
12:00 | 開場 ※「地域の人事部」と交流できるブースは12:00~常時開放しています。 |
---|---|
12:30~13:00 | 開会挨拶・施策説明 [登壇者]経済産業省 経済産業政策局 産業人材課 経済産業省 関東経済産業局 産業人材政策課 |
13:00~13:10 | 基調講演「人的資本経営と地域の可能性について」 [登壇者]一橋大学 CFO教育研究センター長 伊藤 邦雄 氏 |
13:10~13:40 | トークセッション「越境経験を通じた企業組織・個人と地域の変革について」 [登壇者]一橋大学 CFO教育研究センター長 伊藤 邦雄 氏 三井化学株式会社 専務執行役員 安藤 嘉規 氏 高倉&Company合同会社 共同代表 Co-CEO 髙倉 千春 氏 株式会社つばめいと 代表取締役 山後 春信 氏 |
13:40~13:50 | 基調講演「企業組織における越境学習と地域の可能性について」 [登壇者]法政大学大学院政策創造研究科 教授 石山 恒貴 氏 |
13:50~14:20 | トークセッション「地域における越境経験を通じた組織・個人の変化について」 [登壇者]法政大学大学院政策創造研究科 教授 石山 恒貴 氏 りそな銀行 人財サービス部 人財育成室 谷北 沙尚里 氏 他1名 NPO法人 MEGURU 代表理事 横山 暁一 氏 |
14:30~15:25 | 「地域の人事部」のピッチイベント 地域の人事部が提供する越境プログラムや地域の魅力をピッチ形式で発信します。 |
16:00 | 終了 |
登壇者紹介
一橋大学 CFO教育研究センター長 伊藤 邦雄 氏
[略歴]
一橋大学商学部卒業。一橋大学教授、同大学院商学研究科長・商学部長、一橋大学副学長を歴任。一橋大学名誉教授。現在、一橋大学CFO教育研究センター長。商学博士。2014年に「伊藤レポート」(経済産業省)、その後「伊藤レポート2.0」および「3.0」、「人材版伊藤レポート」および「2.0」)をまとめる。経済産業省「GXファイナンス研究会」座長、「TCFDコンソーシアム」会長、「人的資本経営コンソーシアム」会長、経済産業省・東京証券取引所「SX銘柄」評価委員会委員長、同「DX銘柄」選定委員長。
法政大学大学院政策創造研究科教授 石山 恒貴 氏
[略歴]
一橋大学社会学部卒業、産業能率大学大学院修士課程修了、法政大学大学院博士後期課程修了、博士(政策学)。NEC、GE、米系ライフサイエンス会社を経て、現職。日本キャリアデザイン学会副会長、人材育成学会常任理事、Asia Pacific Business Review(Taylor & Francis) Regional Editor、日本女性学習財団理事、産業・組織心理学会理事、人事実践科学会議共同代表、フリーランス協会アドバイザリーボード等。
主な著書:『EXジャーニー』(共著)技術評論社、『キャリアブレイク』(共著)千倉書房、『ゆるい場をつくる人々』(共著)学芸出版社、『定年前と定年後の働き方』光文社、『カゴメの人事改革』(共著)中央経済社、『越境学習入門』(共著)日本能率協会マネジメントセンター、『日本企業のタレントマネジメント』中央経済社等
主な受賞:日本の人事部「HRアワード2023」書籍部門最優秀賞(『カゴメの人事改革』)、日本の人事部「HRアワード2022」書籍部門最優秀賞(『越境学習入門』)、経営行動科学学会優秀研究賞(JAASアワード)(2020)『日本企業のタレントマネジメント』、人材育成学会論文賞(2018)等
本イベントに参加する「地域の人事部」実施団体について
本イベントに参加する「地域の人事部」実施団体・地域は以下のとおりです。
全8地域が、会場内でブースを構え、各地の魅力や特色、提供する越境プログラムを直接お話しします。12時より常時開放しておりますので、是非ご訪問ください。
①株式会社シンカゼ(茨城県日立市・常陸太田市・大子町) 茨城県日立市、常陸太田市、大子町の3地域で連携し、地域の人事部を進めております。茨城県内で最も過疎化が進む県北地域。人手不足の深刻化、廃業が年々増加するなど、課題が根深くなっていく中で、地域経済の活性化を目的に、「社員採用支援」「副業人材活用支援」「越境学習」「人的資本セミナー」などの事業を行っております。 | |
②箱根DMO(神奈川県箱根町) 神奈川県箱根町は、豊かな自然や温泉、美術館など多彩な観光資源を有し、訪れる人々に特別な体験を提供できる魅力的な地域です。これからの発展には、箱根地域外とのつながりが重要となります。皆様との連携により、箱根の価値をさらに高め、新たな魅力を共に創り上げる可能性を広げていきたいと考えています。 | |
③株式会社イードア(新潟県新潟市・長岡市) 新潟県は多様な産業と優れた技術を保有し、経済産業省により選定された「地域未来牽引企業」の数は全国3番目と、地域経済の中心的な担い手となりうる事業者が多く存在します。近年、イノベーション企業の創出や誘致が積極的に行われている一方で、労働人口の減少・生産性額の成長率が低迷している為、イノベーション創出のための人材採用環境の構築を進めています。 | |
④株式会社ひとつぶ(新潟県長岡市) 長岡市は、約26万人の新潟県第2の都市で、4つの大学と1つの高等専門学校、15の専門学校があります。また、機械加工、鋳造業などの基盤的技術をもった企業や大手メーカーが集積している「ものづくりのまち」です。人手不足の環境下、「インターンシップ」や「副業兼業」の推進を重点事業として地域の人事部を展開しています。 | |
⑤株式会社つばめいと(新潟県燕市) 新潟県燕市で地域産業の継続発展を目指した「人への投資」支援を行っています2022年から「複業人材マッチング」事業で地域企業14社×18名の複業人材をマッチングし、現在も活躍中。2023年からは「人的資本経営コンソーシアムの企業間連携プロジェクト」との連携を開始し、地元企業や企業群の未来について知恵をいただいています。 | |
⑥NPO法人MEGURU(長野県塩尻市) 長野県塩尻市は人口66,000人で市内17ワイナリー、400年の伝統工芸木曽漆器、日本一長い宿場奈良井宿、など多様な地域・文化資源に恵まれながらも、官民共創や社会起業家育成など新たなまちづくりに挑戦しています。塩尻の強みは「人」。地域を面白がり、自ら「いきたいまちを、ともにつくる」仲間を求めています。 | |
⑦小布施まちイノベーションHUB(長野県小布施町) 長野県小布施町は、長野県北部の人口約1万人、面積約19平方キロの小さな町です。「栗と北斎と花のまち」として知られ、年間100万人の観光客が訪れる。まちづくりの先進地としても知られ、1980年代には官民連携で「町並修景事業」を推進し趣きある景観が整備され、2010年代には「小布施若者会議」を開催し、全国から若者が集いまちづくりに参画する風土が息づく町です。 | |
⑧三島信用金庫(静岡県三島市) 東海道の宿場町として古くから栄えた静岡県三島市。富士山の伏流⽔がいたるところで湧き出でて街中を流れ、「⽔の郷百選」に選ばれた⽔の都で、豊かな自然に恵まれています。 東京都心から新幹線で1時間圏内と、アクセスの良さも魅力の1つです。 地域の人事部では令和4年度より、都心の複業人材と地元中小企業とのマッチングや、地元大企業との連携によるリスキリングスクール開催など、さまざまな取り組みを実施しています。 |
お申込みについて
オンラインフォームからお申込みください。
申込みをする
※基調講演・トークセッションは定員70名(先着順)となります。
※地域ブース、地域ピッチイベントはどなたでもご参加いただけます。
地域の人事部とは
地域の支援機関が単体で企業を支援するのではなく、地域の支援機関、自治体等がそれぞれの強みを活かし一丸となって地域中小企業の多様な人材活用を推進し、地域企業の「人的資本経営」の定着を目指す体制です。具体的には、人材活用に対する経営者の意識変革を促す「人材戦略・組織変革支援」、地域単位で人材にアプローチする「人材採用支援」、地域単位でのキャリア開発等の「人材育成・定着支援」を行います。
関東経済産業局では、令和4年度より管内8自治体(日立市、常陸太田市、大子町、長岡市、燕市、松本市、塩尻市、三島市)において、「地域の人事部」を構築、実証事業を行っています。
詳細はこちら>>>関東経済産業局「地域の人事部」
人的資本経営コンソーシアムについて
人的資本経営コンソーシアムは、日本企業における人的資本経営を実践と開示の両面から促進することを目的とし、人的資本経営の実践に関する先進事例の共有や企業間協力に向けた議論、国内外の人的資本に関する情報の収集・発信と普及を行います。また、人的資本経営の実践の場として、会員と投資家との対話の場も設けられます。
詳細はこちら>>>人的資本経営コンソーシアム
開催概要
・越境学習・副業に関心のある経営者・従業員の方
・地方創生や地域ビジネスの推進を担当されている方
・地域で越境学習や副業を経験している、または経験したい個人の方(フリーランス含む)
TEL:03-6775-4713 E-mail:info@kanto-shigoto.meti.go.jp